エニキャリの社会実証を山梨県が全面サポート

行政・団体ラストワンマイルに特化した物流ソリューションを提供するエニキャリ（東京都千代田区）は1日、山梨県全域を対象にした最先端技術を使った実証実験を全面的にサポートする「第5期TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」に採択されたと発表した。

山梨県の高齢者人口の割合は31.3％と全国平均28.9％よりも高く、2045年までの伸び率は11.7％と全国で4番目といい、買い物弱者への対策が急がれる。エニキャリが展開する自転車を中心とする配送代行や、ITと自転車配送サービスを掛け合わせたクイックデリバリーラストワンマイル物流などの効果を検証する。

将来的に品川・名古屋間でリニア中央新幹線が開業することで、山梨県は東京都心から25分、名古屋から45分で結ばれ、飛躍的なアクセス向上が見込まれることを受けて、同県は最先端技術で未来を創るオープンプラットフォームを掲げ、最先端技術やそれを使ったサービスを手がけるスタートアップ企業に対し、同県での社会実証を全面的にサポートするプロジェクトを実施している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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