北海道で鉄道モーダル推進、持続型物流構築を委託

国内北海道は5日、トラック輸送の鉄道輸送へのモーダルシフトを推進するため、持続的物流体制構築検討事業の委託事業者を公募すると発表した。参加表明書を10月19日15時まで受け付ける。

道交通政策総合指針重点戦略や道交通物流連携会議物流対策ワーキンググループで、2022年5月に取りまとめられた「北海道における安定的かつ効率的な物流体制の確保に向けた検討報告書」に基づき、輸送モード間の連携によるモーダルシフトの推進を図るための調査・検討を行う。

業務内容は、鉄道モーダルシフトや鉄道貨物輸送の品目・対象エリアなどの拡大について、関係者へのヒアリングなどにより、検討に至ったきっかけや検討過程、貨物鉄道による輸送を選択した決定要因などを事例ごとに整理することや、荷主・物流事業者へのヒアリングなどにより鉄道モーダルシフト実施に向けた障壁や課題の整理、加えて、課題への対応方策を検討した上、今後の鉄道モーダルシフトの可能性の有る品目や対象エリアなどを整理し、具体的な取り組み内容が明らかになった場合は実証実験の可能性も検討する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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