川西倉庫が通期利益を上方修正、2Qは最終減益

財務・人事川西倉庫は9日、2024年3月期の通期連結業績予想を修正した。売上高を前回予想から3億5000万円減の253億2000万円に引き下げる一方、営業利益を1億9000万円増の11億5000万円、経常利益を2億2000万円増の12億2000万円、最終利益を9000万円増の6億8000万円にそれぞれ引き上げる。同日発表した第2四半期連結業績で、国際物流事業で海上運賃単価下落の影響が想定より大きく売上高が予想を下回ったが、利益は予想を上回った。第3四半期以降も同様の状況が続くと見込んでいる。

24年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比9.5％減の126億1200万円、営業利益が同0.5％増の7億1500万円、最終利益が3.9％減の4億7300万円だった。

国内物流事業の売上高は3.4％増の102億4500万円、営業利益は24.2％増の9億4000万円。倉庫業務は保管高、保管残高が前年を上回り増収。港湾運送取扱業務、運送業務も増収増益だった。国際物流事業は海外での倉庫業務の取扱が増加したものの、海上運賃の下落などで売上高は43％減の21億7400万円、営業利益は44.8％減の1億8200万円となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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