ホシザキ、食品品質保つ液体急速凍結機を発売

▲液体急速凍結庫（出所：ホシザキ）

拠点・施設ホシザキは16日、液体急速凍結機を初開発し、12月18日より2機種を販売会社を通じて発売すると発表した。

同急速冷凍機は、マイナス35度のエタノール液体で凍結させるもので、液体は気体より熱伝導率が高いためより早く食品を凍結できる特徴があり、緩慢凍結時に生成される氷結晶の最大化を急速凍結で防ぐことで、食品の細胞の破壊を抑制し、解凍時のうまみ成分流出を抑え、品質と鮮度を保つ。

これにより、こんにゃくなど水分が多い食品や、肉・魚など冷凍状態での品質低下が懸念されてきた食品凍結が実現し、食品の有効活用による食品ロス削減効果が可能になる。また飲食店では、高い調理技術を持つスタッフが加工・調理した食品を急速凍結し、アルバイトが簡単な調理をするだけで提供することも可能となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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