米ドライバルク貨物輸送大手2社が合併、所有169隻

国際アメリカ海運大手でドライバルク貨物輸送に強みを持つスターバルクは11日、同じくドライバルク貨物輸送に注力するイーグルバルク（アメリカ）と同日合併したと発表した。合併後の会社は「スターバルク・キャリアーズ」としてギリシャ・アテネに本社を置く。

スター・バルクCEO（最高経営責任者）で、新会社のCEOに就任するペトロス・パパス氏は、所有船舶が計169隻となる大規模な合併について「ドライバルク輸送の世界的リーダーの誕生」と表現した。船舶の97％には排気ガス洗浄システムのスクラバーが装備されている。

両社は統合された船舶管理オペレーションを採用しており、スターバルクはスープラマックス型、ウルトラマックス型の船型におけるイーグルバルクの専門知識を活用して利用率を向上させる。合併のスケールメリットによる運営の統合と一般管理費の削減により、合併後の1年から1年半の間は年間5000万ドルの収益の相乗効果を生み出すことが見込まれている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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