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国際ドローン宅配サービスのジップライン（アメリカ）は20日、アメリカでヘルスケア事業を展開するWellSpan Healthと、ペンシルベニア州にて医療ドローン配送を開始すると発表した。
ジップラインの電動自律ドローン（Zip）を使用して、処方箋を患者の自宅に直接輸送するほか、施設間で検査サンプルや医療製品の配送も行う。ドローン配送では、現在の自動車による配送よりも最大7倍の速さで配送を行うことができ、患者への迅速な医療サービスの提供が可能となる。
▲使用する配送ドローン（出所：ジップライン）
ジップラインのドローンは目的地まで飛行した後、上空で安全にホバリングし、目的とした場所に荷物を安全に降ろす。従来の医療製品配送から時間が大幅に短縮されるほか、利用者は荷物の配達状況を正確に追跡できるようになる。また、自動車での配達時に比べ、CO2排出量を平均97％削減するとしている。
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