メルカリ、スポット求人サービスの全国展開を開始

産業・一般メルカリは16日、空き時間を活用して誰でもすぐに働ける新サービス「メルカリ ハロ」の全国展開を開始したことを発表した。このサービスは、3月6日に東京を含む1都3県で始められ、わずか1か月で登録者数が250万人を超えた。全国のチェーン店やローカルスーパーを含む5万店舗以上の求人情報が公開されている。

全国展開の開始に伴い、4月22日からメルカリ ハロを通じて求人に応募して勤務する全員に、勤務ごとに1000ポイントを付与するキャンペーンが実施される。最大6回まで利用可能。

リクルートワークス研究所の調査によると、2030年には全国で341万人、40年には1100万人以上の労働供給が不足すると予測されており、特に地方の人手不足は深刻であるとされている。メルカリは同サービスの全国展開により、特に地方での労働力不足の問題解決を目指す。登録者の中には、スポットワークを初めて体験する者が6割以上いるといい、スポットワーク市場全体の拡大にも寄与している。

（クリックして拡大、出所：メルカリ）

また、今回の全国展開に伴い、パートナー拡充を目的として大阪に新拠点を設立。今後、メルカリ ハロは、全国チェーン店だけでなく、地域に根ざしたローカルな店や中小事業者との連携も深める予定だ。10代から50代以上まで幅広い世代が利用できるプラットフォームとして、多様なニーズに応え、日本全国で新たな働き方をサポートすることを目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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