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東陽倉庫は減収最終増益、物流事業は低調

2024年5月10日 (金)

調査・データ東陽倉庫が10日に発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比1%減の278億7500万円、営業利益が同10.2%減の11億2900万円、最終利益が1.4%増の13億6900万円と、減収も、投資有価証券売却益の増加や、法人税が減少したことで最終増益となった。

物流事業では、売上高が1.1%減の272億2100万円、営業利益は13.4%減の15億1700万円と減収減益。倉庫事業で荷動きが鈍く低調だったほか、陸上運送事業も低調に推移。一方で流通加工事業、配送センター事業は堅調に推移した。港湾運送事業は前年度並み、国際輸送事業は海上輸送運賃の単価下落などで低調だった。

25年3月期の通期連結業績は、売上高が4%増の290億円、営業利益が6.2%増の12億円、最終利益が23.3%減の10億5000万円と、増収最終減益と予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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