TC神鋼不動産、神奈川・綾瀬で物流施設着工

拠点・施設TC神鋼不動産（神戸市中央区）は24日、神奈川県綾瀬市で物流施設「AS-LOGI綾瀬」が着工したことを発表した。

▲AS LOGI 綾瀬イメージ（出所：TC神鋼不動産）

AS-LOGI綾瀬は、同社の物流施設シリーズ第4弾であり、首都圏では第1号物件となる。東名高速道路・綾瀬スマートインターチェンジ（IC）から3キロに位置し、東京中心部から40キロ圏内にある交通の要所に立地している。首都圏中央連絡自動車道（圏央道）や主要国道との交差点にも近く、広域配送にも高いポテンシャルを持つ。

施設の立地は、綾瀬市役所を中心とした市街地に近接し、最寄りのバス停から徒歩6分と、従業員の雇用にも優位性がある。綾瀬工業団地内に立地し、周辺には工場や物流施設が集積しているため、24時間稼働が可能だ。

施設は地上4階建てのボックス型で、荷物用エレベーター4基、垂直搬送機2基を設置し、上下階の荷物輸送に配慮。床荷重は1平方メートル当たり1.5トン、梁下有効高は5.5メートルを確保しており、汎用性が高い。前面道路の幅は9メートルで、出入り口を2か所設け、トラックバースは奥行き15メートルを確保した。建物内のレイアウトは、荷主のニーズに応じて2つに分割できるフレキシブルな配置計画を採用している。

また、2階にはラウンジを設置し、冷凍食品の無人販売サービスを導入予定で、入居企業従業員の健康と福利厚生をサポート。BCP対策として、非常用発電機や防災倉庫を設置している。環境面では、全館LED照明を採用するなどし、CASBEE「A」ランク認証を取得した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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