調査・データ日本石油輸送が2日に発表した、2025年3月期1四半期決算は、売上高が前年同期比4.5%増の82億4700万円、営業利益が6600万円の赤字、最終利益が462.9%増の1億4200万円となった。
石油輸送事業は、鉄道輸送における出荷地変更の影響等による輸送数量の増加に加え、自動車輸送における主要顧客の運賃改定等により、売上高は前年同期比5.3%増の36億7900万円、セグメント利益は700万円(前年同期は6600万円のセグメント損失)となった。
高圧ガス輸送事業は、運賃改定の進捗やLNG輸送における需要増により、売上高は同1.9%増の21億1200百万円(前年同期比1.9%増)となった一方、利益面においては人件費等の経費の増加により、1億500万円のセグメント損失(前年同期は7400万円のセグメント損失)となった。
化成品・コンテナ輸送事業のうち、化成品輸送は新規顧客の開拓や幅広い需要に着目した積極的な営業活動を展開し、売上高は増加。コンテナ輸送は使用料適正化に向けた取り組み等を進めた結果、売上高は増加した。この結果、同事業における売上高は同6%増の23億1800万円となったが、成長投資に伴う償却費の増加等により、4100万円のセグメント損失(前年同期は1400万円のセグメント利益)となった。
通期の業績予想は売上高は1.5%増の355億円、営業利益は4.0%減の15億円、最終利益は4.0%増の12億円としている。
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