レンゴー、輸送・保管効率高める新段ボールを開発

Bフルートより環境に優しく高強度なデルタフルート

サービス・商品レンゴー（大阪市北区）は12日、段ボールの新たな規格となる「デルタフルート」段ボールを開発し、今春から販売を開始すると発表した。

デルタフルートは、缶飲料の包装などに使用されるBフルート（厚さ3ミリ）と、贈答箱などに用いられるEフルート（厚さ1.5ミリ）の中間の厚み（2ミリ）を持つ段ボールで、レンゴー独自の規格として開発した。

Bフルートに比べて輸送･保管の効率が高まり、包装の効率化、合理化につながるとともに、軽量化を通じてCO2排出量も減らすことができる。

また、Bフルートよりも平面圧縮強度が高いため、より美しくシャープな印刷が可能で、中間箱の機能を兼ねた外装段ボールとして使用できる。