イブオートノミー、本社倉庫にショールーム

ロジスティクス自動倉庫開発のイブオートノミー（静岡県磐田市）は21日、屋外対応型無人搬送ソリューション「eve auto（イブオート）」の実機操作や設備連携などを体験できる「竜洋ショールーム」を、本社倉庫内（静岡県磐田市）に開設したと発表した。この施設は、eve autoの導入を検討している企業向けに、実際にその機能性や安全性を確認できる場を提供するものである。

▲「竜洋ショールーム」の概観（出所：eve autonomy）

「竜洋ショールーム」では、無人搬送の基本的な操作や、実際の物流現場で求められる設備との連携、複数台のeve autoが同時に稼働する際に発生する課題の検証が行える。例えば、緊急停止操作やオペレーションツールの使用体験、障害物が飛び出した際の限界検証など、さまざまなシナリオを想定したデモンストレーションが可能である。

これまで、同システムの導入を検討する企業には、ヤマハ発動機浜北工場での見学や、1Day体験プログラム（有償）という方法が提供されてきたが、これらの方法には、現場業務の状況に左右されたり、準備期間や費用の問題があった。竜洋ショールームは、より気軽に、かつ具体的にeve autoの性能を理解できる環境として、新たな選択肢を提供することになる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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