アダストリア、47社のサプライヤーリストを公開

環境・CSRカジュアルファッション専門店チェーン展開するアダストリアは13日、縫製工場や貿易会社など47社のサプライヤーリストを公開した。環境への配慮や人権問題など社会課題の解決に向けた取り組みの一環で、今後も公開範囲の拡大を図る。

同社グループは、中国や東南アジアなどを中心に世界中の国・地域で商品を生産し、輸送している。こうした原料調達や縫製、輸送などの工程で、公平で倫理的な調達活動を行うことがサステナビリティの重点課題と位置付け、2016年から独自の「グループ調達方針」や「グループ調達ガイドライン」を策定。グループ調達方針に基づいて、海外の工場や企業とパートナーシップ協定を締結している。

今回、同社は環境負荷が高いとされるアパレル、繊維産業を展開している企業としての責任を果たすとともに、より良い社会を実現し、安心・安全な商品を提供し続けたいとの考えから、サプライヤーリストを公開した。リストには、パートナー取引先として認定した47社の社名と所在地、生産種別が明記されており、同社のホームページで閲覧できる。

リスト公開は「サプライヤーとのパートナーシップを拡充し、生産背景の可視化を進める」という目標を達成する取り組みの第一歩だといい、今後、継続して公開リストの開示範囲の拡大を図っていくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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