9月石油統計速報、原油輸入量10か月連続前年比減

調査・データ資源エネルギー庁が10月31日に発表した9月の石油統計速報によると、原油輸入量1157万キロリットル、前年同月比7％減と10か月連続で前年を下回った。

輸入量の多い順にみると、アラブ首長国連邦（497万キロリットル、前年同月比2.7％増）、サウジアラビア（444万キロリットル、3.6％減）、クウェート（67万キロリットル、50.1％減）、アメリカ合衆国（61万キロリットル、10倍）、カタール（51万キロリットル、38％減）となっている。

9月の中東依存度は3.3％減、前年同月に比べ3.3ポイント増と3か月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1066万キロリットル、前年同月比10％減と4か月連続で前年を下回った。油種別にみても、ジェット燃料油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油およびB・C重油は前年同月を下回った。

燃料油の国内販売は1085万キロリットル、前年同月比4.2％減と16か月連続で前年を下回った。油種別にみると、灯油およびA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油およびB・C重油は前年同月を下回った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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