日本海事協会、MOLコンフォートの検査「問題なし」

話題日本海事協会は5日、商船三井運航のコンテナ船「MOLコンフォート」の海難事故について、同船の図面が日本海事協会の鋼船規則の要求事項をすべて満たしていることを再度確認した、と発表した。

図面は、建造前に鋼船規則に基づいてチェックし、承認しているが、今回の事故を受けて改めてこの承認が規則に基づき適正に行われたことを確認したもの。

また、MOLコンフォートは5月29日に定期検査を完了しているが、同協会は「この検査が適正に実施され、検査時点で問題となるか所がなかったことを再度確認した」とした上で、引き続き商船三井、三菱重工業と共同で事故原因の究明に全力を挙げる方針を示した。