UDトラックス年頭挨拶、時世が求める自動車を提供

▲代表の丸山浩二氏（出所：UDトラックス）

荷主UDトラックスは2025年社長年頭挨拶を公開した。その中で、丸山浩二社長が創立90周年を迎える同社の未来へのビジョンを語った。物流の2024年問題による、輸送能力の不足を懸念した昨年を振り返りながら、「物流に携わる皆様のご尽力により、大きな混乱は見られなかったと存じます。改めて懸命に物流をお支えいただく皆様に心から敬意を申し上げます」と感謝の意を示した。

さらに、持続可能な未来を目指し、環境負荷の低減と安全性の向上を引き続き重視する方針を明言。大型トラック「Quon（クオン）」が発売から20年を迎えたことを契機に、運転支援機能「UDアクティブステアリング」や最新の燃費基準に対応するエンジン、安全機能の充実化を通じて、社会インフラを支えるドライバーに寄り添い、課題解決に貢献する意思を示した。

2025年は同社の創立90周年となる節目の年とした上で、丸山社長は「1935年の創立以来、一貫して商用車を生産し社会の変化に合わせた商品・サービスを提供してまいりました。この先も創業時から脈々と受け継がれる私たちの想いである『時世が求める自動車』を提供することで社会の発展に努めてまいります」と抱負を述べた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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