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東京汽船3Q、曳船事業が減少に転じ減収減益

2025年2月13日 (木)

財務・人事東京汽船が13日発表した、2025年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比4%減の91億3900万円、営業利益が1億7800万円の損失、最終利益は289.2%増の21億8100万円だった。最終利益に特別利益として投資有価証券売却益20億8100万円、関係会社株式売却益2億2100万円、固定資産売却益3億3900万円を計上した。

主力の曳船事業は売上高が5.7%減の68億500万円、利益は減収が響き1億3600万円の営業損失(前年同期は3億4700万円)だった。横浜川崎地区では作業対象船舶のうち中小型コンテナ船の入出港数が増加となったものの大型コンテナ船が減少。自動車船の入出港数は減少に転じ、精油所の定期修繕の影響もあり大型タンカーを中心に危険物積載船の低迷が響き減収となった。作業対象船舶がコンテナ船中心である東京地区も減少に転じ減収。横須賀地区ではエスコート作業対象外の中小型コンテナ船が増加した上、大型タンカーやLNG船の減少傾向が響き減収となった。千葉地区では大型鉱石船の入出港数が減少したものの、昨年度低迷していた危険物積載船の入港数が回復し売上高は微増となった。洋上風力発電交通船(CTV)は前年同期の秋田港・能代港、石狩新港での作業が終了し減収となった。

通期業績は直近と変わらず、売上高が前年比2.2%減の122億4000万円、営業利益が1億7900万円の損失、最終利益は295.2%増の22億6300万円を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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