6月のトラック輸送、特積・一般貨物が増加

行政・団体国土交通省が3日公表した6月分のトラック輸送情報によると、特別積合せ、一般貨物の輸送量が前年同月実績を上回り、宅配便の取扱個数は減少した。

特別積合せ貨物（調査対象24社）の輸送量は510万6723トンで、前年同月実績を0.8％上回った。前月比は3万2000トン・0.6％の減少（季節調整後は5.4％減）となった。

平均稼働日数は24.2日で、前年同月比0.8日減、前月比0.8日増。稼働1日当たりの輸送量は21万1022トンで、前年同月に比べて4.1％増えた。

宅配便（調査対象14社）の取扱個数は2億8915万3000個で前年同月比0.1％減、前月比5.6％増（季節調整後0.9％減）となった。

一般貨物（調査対象1069社、回答者数792社）の輸送量は前年同月比0.5％増、前月比1.2％増。地域別では、中部、近畿、中国で前年同月実績を下回った。