伊藤忠ロジ、新入社員にプロとしての研鑽呼びかけ

ロジスティクス伊藤忠ロジスティクス（東京都港区）は3日、2025年度の入社式を実施したと発表した。佐々和秀会長(兼)社長による新入社員へのメッセージは以下の通り。

「新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。本日、ここに総合職21名、事務職7名、計28名の皆さんが正式に入社されることになりました。受験者総数は816名、30倍率という厳しい競争を突破された結果の本日の入社式です。あらためて当社を代表して、心から歓迎致します。また、厳しい就職活動の結果として、当社を最終選択された皆さんの素晴らしい判断に対して、会社として必ず皆さんの期待に応える事を約束致します。安心して、一緒に同じ目的に向かって進んでいきましょう。

世界に目を向ければ、終わりの見えない戦争・紛争やら、また自由経済、自由貿易の障壁が高まり物流業界にとっても、ますます不透明感が増しています。但し、それらを解決、或いは改善方向に導く「教科書」「マニュアル」など存在していません。このような複雑、且つ変化の激しい環境に対応していく為には「現場主義」「現場感覚」と「数多くの生きた経験」が絶対条件です。これからの社会人生に於ける成功のみならず失敗の体験は、自分を磨き上げる糧になるとの意識を持って、あらゆることに貪欲にチャレンジしていって下さい。

皆さんは暫くの全体研修を終えて、それぞれの組織・業務に配属されていくわけですが、先ずは「与えられた業務」に専念して、その道の「プロ」になることを目標に「一目置かれる存在」を目指して下さい。つまり、スペシャリストです。その後は色々な業務をさらに経験したり、海外駐在で揉まれたりしながら「ジェネラリスト」も視野に入れて頑張って下さい。最後に、今月から一緒に仕事が出来る喜びと、皆さんへの「期待」を込めて挨拶とさせて頂きます。誠に、おめでとうございます。」

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LOGISTICS TODAY編集部
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