日立物流、インドネシアに現地法人を設立

ロジスティクス日立物流は29日、インドネシアのジャカルタ市に現地法人を設立し、今月から本格的に営業を開始したと発表した。

同国で好調な内需を背景に、製造業など多数の日系企業がジャカルタの西ジャワへ進出しており、首都圏の最低賃金・工業用地価格の高騰に伴って東ジャワ、中部ジャワへも生産拠点を設立する動きが顕在化している。

そこで、日立物流では日用品、小売、自動車関連業界などの海外展開を進める顧客の物流ニーズが今後も高まるとみて、現地法人を設立することにしたもの。

新会社の社名は「日立トランスポートシステム・インドネシア社」で、資本金は1100万米ドル（11億円）。保管、配送、物流コンサルティングなどからなる3PL事業を展開する。