東海クラリオン、沖縄県の自動運転PJに採択

認証・表彰東海クラリオン（名古屋市中区）は25日、同社の後のせ自動運転カートYADOCAR-iドライブが沖縄県「自動運転交通サービス社会実装推進プロジェクト」に採択されたと発表した。

同社は、沖縄県多良間村の過疎・高齢化進行に伴い、財政負担を抑えつつ持続可能な公共交通を構築する実証実験に参画する。

▲上空から撮影した多良間島（出所：東海クラリオン）

実証実験では、運転手同乗の電動カートを用い、高齢者の日常移動支援や無人運転に向けた課題抽出を行う。また、低コスト・省人化を前提とする運行モデルを提案し、EV（電気自動車）自動運転バスとの連結で、集落から空港・港へのアクセス利便性を高める。

加えて、住民ワークショップや専門家委員会を通じて協働体制を構築し、こども向けロボット教室も開催する。同社は、今回の実証成果を全国の離島・中山間地域へ展開し、持続可能な移動サービスの普及を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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