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ロジスティクス商船三井は21日、トレードワルツ（東京都千代田区）、スズキと、インド・アフリカ間の自動車商流での協業に関する協力覚書を締結したと発表した。横浜市で開催された第9回アフリカ開発会議（TICAD9）で公表した。自動車輸送に関する貿易実務の現状把握と課題の特定、電子化を含む解決策の検討に加え、脱炭素化の推進を3社で進める。
▲署名式の様子(出所：商船三井）
商船三井はインド発アフリカ向け自動車輸送サービスの拡充を進め、トレードワルツはインドやアフリカでの貿易電子化調査を実施。スズキはインド製小型車を通じてアフリカの移動需要に対応しており、各社の事業の親和性を生かす。
3社はことし2月に開催された「日本・インド・アフリカ官民フォーラム」で提唱された「アフリカの持続可能な経済発展に向けた日印協力イニシアティブ」が重要であるとの認識を示した。そのうえで、各社がインドとアフリカで行う事業が親和性に富むを考え、地域経済の発展を目指すため、協力覚書の締結に至った。
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