神戸港、半導体関連輸出が8月最高額に

調査・データ神戸税関がこのほど公表した8月の神戸港貿易概況（速報）によると、貿易総額は前年比0.9％増の9613億円で3か月連続のプラスとなった。輸出入の差引額は2090億円の輸出超過だった。

輸出額は5851億円（1.2％減）で2か月ぶりのマイナス。品目別では「無機化合物」が169億円（25.8％減）、「船舶」が0億円（100％減）、「医薬品」が57億円（34.6％減）だった。一方、「半導体等製造装置」は286億円（63.3％増）、「加熱用・冷却用機器」79億円（86.7％増）となり、いずれも8月として過去最高額を記録した。

輸入額は3762億円（4.3％増）で3か月連続のプラス。品目別では「たばこ」が240億円（65.8％増）、「医薬品」が114億円（100.9％増）、「衣類及び同附属品」が315億円（7.8％増）と増加した。一方、「加熱用・冷却用機器」は42億円（33.5％減）、「家具」が46億円（23.8％減）、「鉄鋼」が36億円（26.4％減）だった。

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