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荷主小林順蔵商店（大阪市西区）は14日、新たな日本酒ブランド「SAKE INITIE」（サケイニシエ）を立ち上げ、その第1弾商品「SAKE INITIE Neo Trad Rabbit」（サケイニシエ・ネオ・トラッド・ラビット）の販売を国内外で開始すると発表した。
同社はこれまで欧州を中心に20か国以上に日本酒を輸出してきたが、現地では言語や文化的な壁、価格の高さから日本酒の浸透が進んでいないとし、「ワイン愛好家にとってのファーストSAKE」を目指す商品を開発。低アルコール（13度）でフルーティーな香り、軽やかな酸味と甘みを備え、ラベルも漢字を避けたモダンなデザインとするなど、日本酒に馴染みのない消費者でも手に取りやすい設計とした。
Neo Trad Rabbitは、特定名称の記載をあえて避け、味覚や香りの表現も欧州のワイン表現に近づけた。販売価格も輸出先での現実的な小売価格となるよう調整された。
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