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認証・表彰配送用梱包材の川上産業（東京都千代田区）は16日、容器包装リサイクル法に基づいた再生プラスチック軽量剛性板「エコリアルボード 容器包装リサイクルタイプ」と気泡遮熱断熱シート「アルミプチ 施工特化タイプ」が、「2025年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。
エコリアルボードは、家庭から排出される使用済みプラスチック（PCR材）を主原料とする軽量剛性板で、従来製品では困難とされた異物混入の課題を技術連携により克服した点が評価された。100％リサイクル材を用いた多層構造を実現し、自動車業界などでのリターナブル運用にも適しているとされた。
アルミプチは、猛暑対策向けに開発された軽量・薄型の遮熱断熱シートで、施工時の扱いやすさを重視。アルミ箔と樹脂の最適化により遮熱性と防食性を両立した。実験では表面温度を75度から35度に抑える効果が確認され、物流や農業、防災分野への応用も期待されている。
同社は11月1-5日に東京ミッドタウン（港区）で開催される「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」に、同製品を展示する。
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