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荷主ジェイテクト（愛知県刈谷市）は1日、ベトナムに新たな販売会社「JTEKT SALES VIETNAM COMPANY LIMITED」を設立し、市販向け事業を強化すると発表した。
同社は、産業機械用ベアリングおよびアフターマーケット向け自動車部品の販売拡大を目的に、北部のハノイに本社を、南部のホーチミンに駐在員事務所を設置する。新会社の設立は2025年12月で、26年4月からの稼働開始を予定している。
これまでベトナムでは現地代理店による営業活動を展開してきたが、今後は製品提案力や技術支援、サービス対応力を含む営業体制を強化する。また、代理店との連携も継続し、南北に広がる市場ニーズに迅速かつ柔軟に対応する体制を整える。
ベトナムは製造業を中心に多国籍企業の進出が進み、機械部品の需要が拡大している。同社は今回の拠点設立を通じて、地域の産業発展に寄与しながら、グローバル市場での競争力向上を図る構えだ。
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