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認証・表彰商船三井は16日、国際非営利団体CDPによる気候変動分野の評価で、最高評価となる「A」リスト企業に3年連続で選定されたと発表した。気候変動に関する目標設定、取り組み、情報開示の各項目で総合的に高い評価を受けた。
CDPは世界最大規模の環境情報開示システムを運営しており、2025年は2万2100社超が情報開示を行い、2万社が評価対象となった。Aリストは、その中でも特に先進的な対応を示した企業に限定して付与される。商船三井は、包括的な情報開示と環境ガバナンスの成熟度、温室効果ガス（GHG）排出削減に向けた進ちょくが評価された。
同社グループは、グループ経営計画「BLUE ACTION 2035」で環境戦略を主要戦略の一つに位置付け、「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」を策定。2050年を見据えた長期目標に加え、中間マイルストーンや具体的なGHG排出削減経路を開示している。こうした取り組みが、CDPの評価基準であるTCFDフレームワークに整合した点も評価につながった。
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