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エムケイ、日本初の新型蓄電池でEV充電実証

2026年7月21日 (火)

荷主エムケイ(京都市南区)は21日、本社ガレージに日本初となる「バナジウムイオン電池エネルギー貯蔵システム」(VIB ESS)を設置し、7月16日にオープニングセレモニーを開催したと発表した。同システムは7月1日から1年間の実証実験を開始しており、本格導入に向けて検証を進める。

セレモニーには、日本国内で導入支援と総販売を担うLB Hunet(愛媛県松山市)、開発・製造元のスタンダード・エナジー(韓国)、韓国三井物産、MKグループ各社の関係者が出席し、設備を公開するとともにテープカットを行った。

▲オープニングセレモニーでのテープカットの様子(出所:MKグループ)

今回導入したVIB ESSは、スタンダード・エナジーが開発した次世代蓄電システムで、水系電解液を採用することで発火・爆発リスクを極めて低く抑えた高い安全性を特徴とする。一般的なリチウムイオン電池に比べて劣化が少なく、20年間使用しても初期容量の9割以上を維持できるとしている。蓄電容量は75キロワット時で、VIB ESS経由時の急速充電器の最大出力は150キロワット。EVを30分で80%まで充電できる性能を備える。

同システムは、電力需要が少ない時間帯に蓄電し、充電需要が高まる時間帯に放電することでピークカットを実現し、契約電力の抑制や充電設備の運用効率向上を図る。実証では電気基本料金を20-25%削減し、年間数百万円規模の削減効果を見込んでいる。

6月現在、京都MKでは認可車両882台のうち258台がEVで、EV化率は29%となっている。同社は2030年までに全車ZEV化を目指しており、今回の実証結果を踏まえて本格導入を判断するとしている。

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