調査・データ北米で保管用トレーラーのレンタル事業を展開するウェアハウス・オン・ウィールズ(WOW、米国)は20日、米国の物流・倉庫市場の動向を示す月次指標「WOW Supply Chain Activity Index」の公表を開始した。自社ネットワークのトレーラー配備データと、既存の経済・物流関連指標8項目を組み合わせ、製造、在庫、倉庫、貨物需要などの状況を単一の数値で示す。
2026年6月の活動を反映した7月指数は42.2となり、長期平均を下回る「縮小圏」にとどまった。同指数では45未満を縮小圏と定義しており、貨物運賃の低迷や倉庫供給の余裕、保管事業者の価格決定力の弱さを示す。一方、7年ぶりの低水準となった1月の33.4からは8.8ポイント改善しており、長期化してきた物流市況の悪化が底を打ちつつある可能性を示した。
指数の過去最高は、コロナ禍後の在庫積み増し需要が強まった21年7月の73.6。足元では過去のレンジの下半分にあり、回復の勢いはなお限定的としている。今後、貨物需要や在庫活動の改善が続き、中立圏へ戻るかが焦点となる。
WOWは米国、カナダ、メキシコの37拠点で事業を展開し、6000社超の顧客に保管用トレーラーを提供する。固定倉庫を長期契約せずに在庫変動へ対応できる仕組みで、指数にはトレーラーの貸し出しと返却の実績を反映する。
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