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電知、横瀬町で電池回収・再資源化実証

2026年7月28日 (火)

環境・CSR電知(埼玉県本庄市)は28日、リチウムイオン電池の発火に対応した安全回収容器「DENPOI」(デンポイ)を活用した回収・リサイクルの実証実験を8月1日から埼玉県横瀬町で開始すると発表した。回収から再資源化までの一貫した仕組みを検証し、発火事故の防止と資源循環の両立を目指す。

実証実験は、横瀬町の官民連携プラットフォーム「よこらぼ」に採択されたプロジェクトとして実施する。町内のArea898、活性化センター、横瀬町役場の3か所に回収容器を設置し、住民が使用済みリチウムイオン電池を安全に持ち込める拠点回収体制を整備する。実施期間は8月1日から10月31日まで。

DENPOIは、砂の消火・断熱効果を利用したリチウムイオン電池専用の回収・保管容器。電池が発火した場合には、砂と薬剤が落下して電池を覆い、熱暴走や延焼を抑制する構造を採用している。電源や大規模設備を必要とせず、公共施設や店舗、事業所などへ設置しやすい点も特徴だ。

回収した電池は松田産業(東京都新宿区)が運搬・保管し、敦賀セメント(太平洋セメントグループ)が熱処理(焙焼)を実施した後、松田産業が破砕・選別を行い再資源化する。セメント製造プロセスを活用して電解液を無害化するとともに、ニッケルやコバルトなどのレアメタルを含むブラックマスを回収する。

電知は、安全な回収から資源化までをつなぐモデルを全国の自治体や空港、マンションなどへ展開し、バッテリーの循環利用の促進につなげたいとしている。

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