ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大崎電気、生産子会社譲渡でアセットライト化

2026年7月29日 (水)

M&A大崎電気工業(東京都品川区)は28日、海外事業を展開する連結子会社EDMI Limitedが保有する製造子会社EDMI Electronics Sdn Bhd(EESB)の全株式を、Cicor Technologies Ltd.の子会社であるCicor Asia Pte. Ltd.へ譲渡すると発表した。

株式譲渡契約の締結日は7月29日で、譲渡実行は10月30日を予定する。譲渡価額は700万米ドルで、同社の想定為替レート1米ドル=155円による換算額は10億8500万円。

今回の施策は、海外スマートメーター事業の競争力強化と収益力向上に向け、従来の設備保有型生産モデルからアセットライト型生産モデルへの転換を図るもの。

EESBが担ってきた生産機能は、今後締結する製造委託契約に基づき、Cicor Asiaへ移管する予定で、現在、契約締結に向けた準備を進めている。

EESBは、EDMIの最大市場であるオセアニア向け製品を生産する海外の主力工場。オセアニアでの売上高はEDMIの売上高の約5割、大崎電気工業のメーター事業における連結売上高の2割を占める。

製造委託後は、Cicor AsiaがEDMIブランドのスマートメーター生産を担う。製品設計・開発、知的財産、品質基準の管理、顧客対応などの中核機能は、引き続きEDMIが担う。

大崎電気工業は、製造委託先の集約や運転資本の最適化、設備投資負担の軽減を通じて資本効率を高める。創出した経営資源を、製品、ソフトウェア、エッジインテリジェンス、グリッドソリューションの開発などの高付加価値領域へ集中し、競争力強化と事業成長の加速を目指す。

株式譲渡に伴う2027年3月期の連結業績への影響は精査中で、同年第1四半期決算の公表時点では、通期連結業績予想に修正はないとしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。