荷主有沢製作所は6日、岐阜県可児市に建設する新工場について、生産能力を引き上げるため追加の設備投資を実施すると発表した。投資額は土地、建物、機械設備などを含め140億円を予定し、4月30日に公表した当初計画から40億円増額する。生成AI(人工知能)の普及を背景とした半導体・パッケージ関連製品の需要拡大に対応する。
同社は主力の電子材料分野で事業拡大と生産能力の増強を進めている。4月30日の取締役会では、生産拠点の分散によるBCP(事業継続計画)の強化も目的に、岐阜県可児市の可児御嵩インターチェンジ工業団地への新工場建設を決めていた。
新工場の生産能力は需要動向を見ながら増強する方針だったが、生成AIの普及と進化を背景にAI関連投資が拡大している。同社は、AI関連用途となる半導体・パッケージ関連製品の需要が高い水準で増加を続けると見込み、当初計画を上回る生産能力を確保することにした。
新工場は2028年9月の完成を予定し、28年度から順次稼働する。設備投資は自己資金と借入金で賄う。
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