ロジスティクスビー・アンド・プラス(埼玉県小川町)は12日、自社の工機工場物流倉庫で自動搬送ロボット(AMR)の新たな運用を開始したと発表した。ワイヤレス充電やツインバッテリ、連結台車を組み合わせ、重量物の搬送を自動化することで、物流スタッフの身体的負担軽減と作業効率の改善を図る。
同倉庫では、自社製品である充電機やバッテリなどの入出庫を繰り返しており、年々大型化する製品が増えるなか、物流スタッフの負担軽減と作業効率の改善を目的にAMRを導入した。
今回の運用では、AMRに連結ユニットと連結台車を組み合わせ、重量のある製品を収納棚と出荷エリアの間で搬送する。入庫時にはAMRが連結台車の下に入り込んで連結し、収納棚まで搬送。出庫時には連結台車を対象製品の棚まで移動させ、製品を載せた後に出荷エリアまで運ぶ。
AMRはタブレットで制御し、あらかじめ設定した行き先キーを押すだけで操作できる。
充電には、AMRを停止させ、給電ヘッドを対向させるだけで自動充電できるワイヤレス方式を採用した。さらに充電拡張ユニットを搭載し、上部バッテリをワイヤレスで急速充電した後、AMRの稼働中に上部バッテリから内蔵バッテリへ充電する仕組みとした。これにより、充電時間を45%短縮し、稼働時間を1.5倍にしたとしている。
また、運送事業者による回収時間の終了後にAMRの稼働率が低下することから、「昼は搬送、夜は掃除」という活用を想定し、自動掃除ユニットを製作。AMRへドッキングできるよう改良した。
同社は、ワイヤレス充電機やAMR、AMR周辺機器の販売も手掛けており、自社工場の改善を通じて培った技術を生かし、自動搬送機に限らず、さまざまな電動モビリティ向け周辺機器の提案にもつなげる。
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