行政・団体三菱ふそうトラック・バス(川崎市中原区)は18日、大型トラック「ふそうスーパーグレート」計5万6566台について、国土交通省にリコールを届け出た。TCMハーネスやACMハーネスの配線が損傷し、最悪の場合はエンジンが停止して走行不能となるおそれがある。リコールは19日に開始する。
対象は49型式で、2017年3月24日から24年6月26日までに製作された車両。不具合は231件確認されているが、事故は発生していない。市場からの情報を受けて判明した。
不具合があるのは、トランスミッション制御ECUに接続するTCMハーネスと、排気後処理制御装置用ECUに接続するACMハーネス。配線の耐摩耗性に関する検討が不十分だったため、走行時の振動などによって配線が電気配線保護管と接触し、被覆が摩耗する場合がある。摩耗が進むと内部の電線が露出して腐食する可能性があり、そのまま走行を続けると配線のショートや断線につながる。メーター内に警告が表示され、最悪の場合はエンジンが停止して走行不能となるおそれがある。
改善措置では、対象車両のTCMハーネスとACMハーネス、またはTCMハーネスを点検する。電線被覆の損傷が軽微な場合は保護テープを追加し、損傷が重度の場合は該当部分を新しい電線に交換する。その上でロールチューブを追加する。
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