調査・データマイアジアエンターテインメント(東京都小金井市)は3日、買取店やリサイクルショップ向けに、滞留在庫の把握と適正在庫の判断方法をまとめた解説レポートを公開した。
レポートでは、買取店の在庫は一点物が多く、店頭やバックヤード、金庫、出品中、修理中など保管状況も分かれるため、長期間売れていない商品を把握しにくいと指摘。滞留の主な原因として、高すぎる買取価格、商品に合わない販路、値下げ基準の不足、商品ごとの記録不足、相場上昇を見込んだ保有との混在を挙げた。
長期在庫を見つける方法として、全在庫を買取日から30日以内、31-90日、91-180日、181日以上の4区分に分け、在庫金額を集計する方法を示した。商品ごとに管理番号を付け、買取日や買取額、現在の状態を追跡できるようにすることで、滞留状況を把握できるとしている。
適正在庫については、品目ごとに回転日数の基準を設定し、一定期間を超えた商品を値下げしたり、別の販路へ切り替えたりする運用を推奨する。あわせて月ごとに品目別の粗利率と回転日数を確認し、粗利率が高くても回転が極端に遅い品目は、買取率の見直しにつなげる。
同社が提供する買取店向け統合管理システム「買取コージ」では、QRコードを使って商品ごとに管理番号を発行し、仕入れから販売までを一元管理できる。滞留在庫の把握や品目別の粗利検証に加え、金・プラチナ相場を毎日表示する機能などを備え、在庫状況と相場を踏まえた売却判断を支援する。
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