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中国発コンテナ運賃、欧州安・北米高で二極化

2026年9月4日 (金)

調査・データ中国・上海航運交易所が3日公表した2026年8月の中国輸出コンテナ輸送市場分析によると、市場全体はおおむね安定して推移したものの、航路ごとの需給差を背景に運賃の動きが分かれた。中国輸出コンテナ総合運賃指数(CCFI)の月間平均は1835.55ポイントで前月比1.9%下落した一方、スポット市場を示す上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)は3387.64ポイントと同6.8%上昇した。

欧州・地中海航路では運賃調整が進み、中国発欧州航路の指数は3.9%、地中海航路は7.3%それぞれ低下した。上海港発のスポット運賃も欧州主要港向けが2866ドル/TEUで11.3%下落、地中海主要港向けが3825ドル/TEUで14.2%下落した。

一方、北米航路では月半ばからスポット運賃が上昇した。上海港発の平均運賃は米西岸向けが6726ドル/FEUで10.9%、米東岸向けが9651ドル/FEUで15.7%それぞれ上昇。米東岸向けではパナマ運河の水位低下に伴う船舶運航効率の悪化で、船腹需給が引き締まったという。

このほか、ペルシャ湾・紅海航路の運賃指数は6.2%上昇し、上海港発ペルシャ湾主要港向けスポット運賃は26.2%上昇した。豪州・ニュージーランド航路も輸送需要の回復を背景に10.1%上昇した。一方、日本航路は需要がおおむね安定するなか、運賃指数が1.2%低下した。

7月の中国港湾コンテナ取扱量は2990万TEUで前年同月比0.2%減だった。8月のコンテナ船傭船料は主要船型で前月を上回り、船舶需給は引き続き引き締まる傾向を示した。

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