荷主日立製作所は3日、社会インフラ向けの次世代ソリューション群「HMAX by Hitachi」を拡充し、データセンター運用やサイバーセキュリティー、現場データの統合・活用を支援する新たなサービスを提供開始すると発表した。労働力や熟練技術者の不足を背景に、現場の状況を把握して自律的な判断・制御を支援するフィジカルAIの導入基盤を強化する。
新たに、データセンター事業者向けの「HMAX Data Center」を追加。電力、IT、冷却設備など異なるベンダーの設備を統合監視し、障害の相関分析や対策、運用改善まで支援する。
共通ソリューションとしては「HMAX Cyber」「HMAX Data Fabric」「HMAX AI Operations」を追加した。HMAX Cyberは24時間365日の監視やサイバー攻撃発生時の復旧などを支援。HMAX Data Fabricは、設備や業務から得られるデータに加え、熟練者が持つ暗黙知を体系化し、AI(人工知能)が利用できる知識資産として蓄積・共有する。
日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトの知見を持つ専門チームが現場に入り、現場知の抽出からデータ基盤の構築、AI活用、監視・運用まで一貫して支援する。社会インフラの維持管理で人手や熟練人材の不足が進むなか、HMAXの拡充によってフィジカルAIを継続的に運用するための基盤整備を進める。
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