荷主JFEスチールは1日、西日本製鉄所福山地区で新設した第6コークス炉A団の稼働を8月31日に開始したと発表した。原料炭を圧密成型して炉の側面から投入する「スタンプチャージ式」を大型コークス炉に採用するのは国内初。生産能力は年間42万トンで、投資額は450億円。製鉄所の生産基盤強化と操業コストの低減につなげる。
従来のトップチャージ式は、粉末状の石炭を炉の上方から投入するのに対し、スタンプチャージ式では石炭をあらかじめ圧密成型し、装炭押出機を使って側方から炉内へ投入する。石炭のかさ密度を高めることでコークス品質の改善が見込め、生産効率を高めながら操業コストを抑えられるとしている。
新炉は52門で構成し、2023年5月に工事を開始。26年8月までの工期を経て性能試験を完了した。福山地区では第3コークス炉A団、B団、第5コークス炉も稼働しており、第6コークス炉A団の追加によってコークスの生産体制を増強する。
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