ロジスティクス福山通運とT2(東京都千代田区)は7日、関東―九州・中四国間で行う中継輸送の一部に、T2の自動運転トラックを組み込む取り組みを開始したと発表した。福山通運の藤沢支店(神奈川県)と加西支店(兵庫県)を結ぶ510キロの区間で、通常のトラックとの連携や中継拠点でのオペレーションを検証する。

▲加西支店に到着したT2の自動運転トラック(出所:T2)
取り組みは8月26日に開始した。自動運転区間は東名高速道路・綾瀬スマートインターチェンジ(IC)から中国自動車道・西宮北ICまでの470キロで、現時点ではドライバーが乗車するレベル2で運行する。途中では、将来のレベル4運行を想定してT2が設けた「トランスゲート綾瀬」と「トランスゲート西宮北」に立ち寄り、高速道路での無人運転と一般道での有人運転を切り替える手順も確認する。

▲(左から)T2の自動運転トラックがトランスゲート綾瀬に立ち寄る様子とトランスゲート西宮北に立ち寄る様子(出所:T2)
両社は、T2が2027年度以降の事業化を目指すレベル4自動運転トラックを見据え、関東―関西間で「1日1往復」の運行が成立するかも検証する。現状はドライバーの勤務時間などから1人で片道運行するのが限界だが、無人運転が可能になれば往復運行による輸送能力の拡大が見込めるとしている。
今回の運行では、藤沢支店―加西支店間を24時間以内で完了できるかも確認する。今後、有効性を確認できれば定期運行へ移行し、レベル4を前提とした幹線輸送の運用構築につなげる。
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