サービス・商品YE DIGITALは8日、NVIDIA Omniverseライブラリーを活用した製造・物流向けデジタルツイン基盤「MMDigitalFactory」を開発し、2027年1月から第1弾となる「Assessment」機能を提供すると発表した。工場や物流センターの設備、レイアウト、人や車両の動線を仮想空間上に再現し、設備投資やレイアウト変更の検討を支援する。
MMDigitalFactoryは「Assessment」「Simulation」「Optimization」の3機能で構成する。Assessmentでは現場を可視化し、現状分析や改善テーマの検討に活用する。27年4月以降に順次提供するSimulationでは、設備増設やレイアウト変更、AGV(無人搬送車)、AMR(自律走行搬送ロボット)など自動搬送設備の導入効果を事前に検証する。Optimizationではリアルタイムデータを使い、工程や搬送の滞留、ボトルネックなどを分析し、運用改善につなげる。
同社は26年に工場を対象としたデジタルツインの実証を行っており、その成果を基に製品化を進めた。物流分野では、既存の倉庫自動化システム「MMLogiStation」との連携も強化する方針で、工場内物流から生産現場、倉庫までを一体的に扱うデジタルツインへの拡張を目指す。
自動化設備やレイアウト変更の効果を導入前に検証できるため、設備投資の判断や搬送計画の見直しなどでの活用を想定する。
同社は8日から11日まで開催される「国際物流総合展2026」で、MMDigitalFactoryのデモ動画などを展示する。
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