サービス・商品構造計画研究所(東京都中野区)は8日、ドイツのナビスが開発したハンディ型3Dレーザースキャナー「NavVis CLX」の国内販売を開始したと発表した。小型・軽量化によって持ち運びやすくし、建設や製造など幅広い現場で3Dデータを取得しやすくした。初期導入費用は298万円(税抜)からで、12月以降に順次出荷する。
本体重量は1.8キロで、2基のLiDARセンサーと3基の1200万画素カメラを搭載する。最大8ミリの精度でカラー点群とパノラマ画像を取得でき、専用の取り付け器具を使えば天井裏などの高所や狭い場所も計測可能。本体画面では計測範囲を2D・3Dでリアルタイムに確認できるため、データの取り漏れによる再訪問や再計測のリスクを減らせるとしている。

(出所:構造計画研究所)
取得したデータはクラウドサービス「NavVis IVION Processing」で処理し、「NavVis IVION」で閲覧や計測、共有ができる。E57ファイルやオルソ画像として出力してCADで利用できるほか、Autodesk Revitとの連携にも対応。現場での計測からデータ処理、共有、成果物作成までを一連の流れで行える。
同製品は現況記録や現地調査、面積・数量調査など、日常的・反復的な3Dスキャン業務での利用を想定する。小型・軽量化によって高所や狭い場所にも計測範囲を広げ、より手軽な3Dデータの取得につなげる。
同社は10月16日、丸の内JPタワーホール&カンファレンスで「KKE NavVis Summit Japan 2026」を開催し、NavVis CLXのデモ機を国内で初めて展示する。参加費は無料。NavVisの講演や企業、大学・研究機関によるデジタルツインの活用事例を紹介する。
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