調査・データ中国物流購買連合会が9日公表した2026年8月の物流業景況指数は50.9となり、前月から0.5ポイント上昇した。景況判断の節目となる50を4か月連続で上回った。新規受注指数も50.8と6か月連続で改善し、物流需要は拡大基調を維持した。
地域別の業務量指数は東部が50.3、中部が50.7、西部が51.3となり、それぞれ前月を上回った。業種別では鉄道輸送が54.8、道路輸送54.5、航空輸送51.0、郵便・宅配68.8、複合一貫輸送54.2と、主要分野はいずれも50を超えた。
荷動きでは、電気機械、医薬品、自動車・部品、電子部品など製造業関連の物流需要が増加した。消費分野でも、買い替え促進策や新学期需要を背景に、家電や家具、学用品などの取り扱いが伸びた。
一方、物流企業のコスト負担は重い。8月の主要事業コスト指数は52を上回り、利益指数との差は6ポイントに達した。特に中小・零細事業者でコスト上昇が目立ち、鉄道、道路、航空、宅配では利益余地が縮小した。
今後の事業活動予想指数は54.4と前月から1.6ポイント上昇。物流関連の固定資産投資指数も53.7と拡大圏を維持しており、中国側は物流拠点整備や輸送網の接続強化を背景に、市場環境の改善を見込んでいる。
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