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神戸製鋼所、米Maltaと資本業務提携

2026年9月14日 (月)

M&A神戸製鋼所(神戸市中央区)は10日、アメリカのMaltaと資本業務提携契約を締結したと発表した。

Maltaは、米国Alphabet傘下の研究開発組織X(旧Google X)発のクリーンテック企業。独自の蒸気マネジメント技術を基盤に、高温ヒートポンプや溶融塩を用いた蓄熱・蓄電技術を開発している。

高温ヒートポンプは、産業プロセスから発生する未利用廃熱を活用しながら高温熱を供給し、エネルギー利用効率の向上やCO2排出量の削減に貢献する。蓄熱・蓄電技術は熱エネルギーを長時間貯蔵し、必要に応じて熱または電力として利用できる。

神戸製鋼所は、高温熱需要を有する産業分野の脱炭素化への貢献可能性に加え、これまで十分に活用されてこなかった熱エネルギーを柔軟に貯蔵・利用できるMaltaの技術を評価した。また、Maltaの蒸気マネジメント技術が自社の蒸気圧縮機技術と高い親和性を持つことから、両社の技術・知見を組み合わせ、Maltaの技術の開発、実用化、普及を加速する。

今回の提携を通じて、Maltaの技術の社会実装を支援し、高温熱利用、廃熱回収、長時間エネルギー貯蔵(LDES)をはじめとするエネルギーソリューションの発展と普及に貢献する。風力や太陽光など再生可能エネルギーの安定供給化によるCO2排出削減にも取り組み、エネルギー利用の高度化と脱炭素社会の実現を目指す。

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