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中国連休で船腹乱高下、10月後半は過剰懸念

2026年9月25日 (金)

調査・データ海運調査会社シー・インテリジェンス(デンマーク)は23日、中国の中秋節と国慶節の大型連休が近接する2026年のアジア発欧州向けコンテナ輸送について、10月後半に船腹供給が急増し、運航スケジュールが不安定になる可能性があるとの分析を公表した。アジアの港湾混雑や、一部船舶のスエズ運河経由への回帰が重なり、需給の振れが大きくなっている。

アジア―北欧州航路では、ゴールデンウイークを含む4週間の配船能力が計150万TEUとなる見通しで、前年同期比27%増、コロナ禍前の平均と比べ60%増の水準となる。国慶節の週と翌週は前年同期比でそれぞれ63%、39%増える予定で、現時点では両週とも欠便による船腹削減が計画されていない。

ただ、供給増は船社が意図的に船腹を積み増した結果ではなく、アジア各港の混雑で遅延した船舶と通常運航便の出港時期が重なる「船舶集中」が一因という。2週間で計12件のダブルセーリングが発生する見通しとなっている。

一方、遅延船の滞留が解消した後は、国慶節期間中の工場休業に伴う輸出貨物の減少が港湾に波及する。さらに、復航でスエズ運河経由への切り替えが進めば航海日数が短縮され、船腹供給に余裕が生じる。同社は、こうした要因から需給が一転して供給過剰となり、船社が直前に欠便を設定する可能性を指摘する。

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