国際ダイムラー・トラック(ドイツ)は24日、リトアニアの物流大手ギルテカと、メルセデス・ベンツの大型トラック「Actros L ProCabin」900台の納入で合意したと発表した。ドイツ・ハノーバーで開催された「IAA Transportation」で合意したもので、2027年上期に納入する予定。ギルテカは26年にも同型車500台を導入しており、保有車両の更新をさらに進める。
ギルテカは自社で6500台のトラックを保有する欧州有数の民間運送会社。温度管理貨物や高付加価値貨物などを扱っており、大規模な車両更新を通じて輸送の安定性や安全性、運行効率の維持を図る。
Actros L ProCabinは長距離輸送向けの大型トラックで、従来設計から前部を80ミリ延長するなど、空力性能を重視した車体形状を採用した。安全装備では、レーダーとカメラを組み合わせて前方や交差する車両を検知し、自動ブレーキを作動させる「Active Brake Assist」を搭載。車両側方を監視する「Active Sideguard Assist 2」も備え、右左折時の事故防止を支援する。
また、地形データや走行ルートをもとに先読みした運転を支援する「Predictive Powertrain Control」を採用。高解像度12インチディスプレーなどを備えた「Multimedia Cockpit Interactive 2」も搭載し、運行効率とドライバーの操作性向上を図る。ギルテカは今回の900台を加えることで、大規模な欧州輸送網の車両近代化を継続する。

(出所:ダイムラー・トラック)
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