ロジスティクス商船三井は10月30日、ベルギーの海運グループCMB.TECHと共同で整備を進める世界初のアンモニア燃料ケープサイズバルカー3隻の共同命名式を、10月29日に中国船舶集団の青島北海造船所で開催したと発表した。2027年初頭から順次竣工し、両社の共同保有のもと、商船三井が定期用船して運航する予定。
3隻は「RURI MIRAI」(ルリ ミライ)、「RURI SEKAI」(ルリ セカイ)、「RURI HIKARI」(ルリ ヒカリ)と命名された。各船の載貨重量は20万9800トンで、全長299.95メートル、全幅50メートル。容量3000立方メートルのアンモニア燃料タンクを2基備える。
アンモニアを燃料として使用できる仕様で、商船三井として初のネットゼロ・エミッション外航船として運航を開始する予定。同社は共同船主・用船者として、社内外の関係者と連携し、安全な運航手順の策定をはじめ、多岐にわたる安全対策の検討・整備を進めている。
アンモニアは燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないことから、海運業界の脱炭素化を支える次世代燃料の一つとして注目されている。
商船三井グループは、環境ビジョン「BLUE ACTION 2035 Phase 2」で、2020年代中のネットゼロ・エミッション外航船の運航開始と、2050年までのネットゼロ・エミッション達成を目指している。アンモニア燃料船による輸送サービスを通じ、同燃料船の社会実装を促進する。
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