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自動運転の死角を可視化、TNSが愛知で実証

2026年11月6日 (金)

ロジスティクストータルネットワークサービス(TNS、愛知県豊橋市)は6日、愛知県が実施するバッテリーEV「e-Palette」の実証実験に取り組む企業に選定されたと発表した。名古屋駅とSTATION Aiを結ぶ定期運行ルートの重点箇所を3D計測し、走行前の検証結果と実走データを比較する。

実証では、交差点や乗降場所などを3D計測し、点群データを使って道路や周辺環境を仮想空間に再現する。構築したデジタルツイン上で、車両からの見通しや歩行者・自転車との交錯、既存の乗降環境などを確認し、実走前に重点的に確認する場所や条件を整理する。

実走は11月16〜25日のうち5日程度と、2027年2月8〜17日のうち5日程度を予定する。実走時に得られるAIカメラなどのデータと事前検証の結果を比較し、ヒヤリハット候補や乗降環境について差異を分析する。違いが生じた場所や時間帯、周辺状況などを整理し、次の検証や改善候補につなげる。

新たなモビリティーの導入では、車両性能だけでなく、道路形状や見通し、乗降場所、歩行者や自転車、既存交通との関係を確認する必要がある。TNSは3D計測や土地・建物の測量で培った技術を活用し、こうした「まち側」の状況を将来の導入や改善に使える判断材料として残す。

同社は今回、3D計測から走行前の検証、実走データとの比較、改善候補の整理までを一連の流れとして実施し、有効性を確かめる。将来は自治体や交通事業者などによる新モビリティー導入を支援するサービスとして、事業化の可能性を検証する。

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