リコーロジ、大田区城南島に新拠点開設

拠点・施設リコーロジスティクスは5日、東京都大田区に新たな物流拠点「物流センター城南島」を開設したと発表した。

7月31日に開設した物流センター城南島は、国内陸・空路の一大ターミナルである羽田空港、京浜トラックターミナルに隣接する立地を活かし、首都圏でオフィスサプライ通販商品の地域密着型サービス展開を拡充するとともに、IT機器関連商材の全国的なハブ機能の役割を担う。

同センターは、免震構造を導入し、情報システムはネットワークの二重化によるシステムダウンの防止を図っているほか、緊急輸送道路を意識して首都高速道路、羽田空港など輸送導線を最優先に考慮した立地選定を行うなど、「止めない物流」をコンセプトにBCP（事業継続計画）対策を強化している。

また、自動搬送設備、折りたたみコンテナ自動組み立て機器、ラベル自動貼り付け機、自動オーダースタートなどの設備を採用、集中させることで省人化を図った。さらに、デジタルピッキングシステムを導入して生産性の向上と人のスキルに頼らない作業環境を実現。自走式移動棚の取り入れなど保管効率を高め、品質・生産性・効率向上にこだわった高効率な物流を構築している。