日本郵便、JR大宮駅近くに20階建てビル竣工

国内日本郵便は27日、さいたま市大宮区に所有する土地で「大宮JPビルディング」が29日に竣工すると発表した。

大宮JPビルディングは、日本郵便の不動産開発事業で初となる単独事業のオフィスビルで、東京・丸の内の「JPタワー」、今月1日に竣工した「札幌三井JPビルディング」に次ぐ賃貸ビル。

全国有数のターミナル駅であるJR大宮駅の徒歩圏内にあり、440台の自動車を収容できる自走式駐車場を併設することで、北関東・信越・東北エリアへ向けた拠点としての立地に優れる。

地上20階建ての建物の室内は、窓際に柱型が出ないアウトフレーム構造を採用し、自由で効率的なレイアウトを実現するとともに、LED照明の採用や、長さ36メートル・高さ16メートルに広がる壁面緑化など、環境にも配慮した仕様としている。

これらの取り組みは、建築物の環境性能を総合的に評価するシステム「CASBEEさいたま」で、最高位のSランクをさいたま市大宮区で初めて取得するなど、第三者機関によっても評価されている。