商船三井ロジ、インドネシアに倉庫会社を設立

国際商船三井ロジスティクスは15日、インドネシアのジャカルタに実質持分100％の倉庫会社「MOLロジスティクス・ウェアハウス」を設立したと発表した。

同社は昨年6月、航空・海上フォワーディング業務を中心としたインドネシア現地法人「MOLロジスティクス・インドネシア」の営業を開始し、同国発着貨物のフォワーディング、赴任者・帰任者の引越などのサービスを提供して営業基盤を強化してきた。

また、多様な物流ニーズに対応するため、倉庫保管・配送分野でも2013年末からチカラン地区で倉庫を運営、日系企業向けの家電製品・国内消費財などの一時保管・入出庫の受託事業を展開していた。

新たに倉庫会社を設立したことで、今後は自社オペレーションによるロジスティクスサービスを提供できる体制が整った。

強みとしている「きめ細やかなコントラクト・ロジスティクス」のノウハウを同国でも展開し、輸出入を絡めた商品保管、在庫管理、仕分けピックアップ、配送を含むディストリビューションセンター機能取り扱いなど、多様なニーズに対応する。